leqo 2021-01-20T23:59:46+09:00 ブログやるならJUGEM JUGEM あきのうたげ http://leqo.jugem.jp/?eid=18 2011-12-05T21:29:00+09:00 2011-12-08T14:01:32Z 2011-12-05T12:29:00Z leqo Vol.3にて特集した"あきのうたげVol.3"が今週末に迫ってきました。
元NUMBER GIRLのギタリスト田渕ひさ子がギターボーカルをつとめるtoddle、8月に「CONTEXT」をリリースしたLOSTAGEのベースボーカル五味岳久、「言葉では」が広島FM10月パワープッシュ曲に選ばれ... leqo お知らせ leqo Vol.3にて特集した"あきのうたげVol.3"が今週末に迫ってきました。
元NUMBER GIRLのギタリスト田渕ひさ子がギターボーカルをつとめるtoddle、8月に「CONTEXT」をリリースしたLOSTAGEのベースボーカル五味岳久、「言葉では」が広島FM10月パワープッシュ曲に選ばれた空中ループをはじめとする豪華ゲストと広島地元バンドが共演。
DJ、展示、出店などもある総合文化音楽祭です。
[あきのうたげ Vol.3]
2011年12月11日(日)@MUGEN5610 2F,3F
open 11:30 start 12:00
チケット前売:2500円 当日:3000円
(+ drink 1 order)
VIDEO
[県外ゲスト]
toddle/五味岳久(LOSTAGE)
空中ループ/hello hawk/CAUCUS/little phrase
[広島]
nuill&un cuento de hadas/etos
ウサギバニーボーイ/ゆるりる
Puppies see World's end
チケット予約は以下のアドレスまでご連絡を↓
numof44@yahoo.co.jp (主催者)
e+での予約や出演者からの予約も可能です。
MUGENの2階と3階を貸し切り、ツーステージ制のイベント。
toddle,吉村秀樹,五味武久をはじめとした豪華ゲスト達の共演が広島で実現。
大事件になること間違いなし。
DJブース、各種出店ブース、出店、展示なども予定。
※先着100名様にうたげコンピCDをプレゼント
あきのうたげ HP:http://akinoutage.ikidane.com/index.html
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※諸事情によりゲストの吉村秀樹氏の出演がキャンセルになったようです。
残念...!]]> leqo Vol.3-設置場所とアップロードのお知らせ- http://leqo.jugem.jp/?eid=17 2011-12-03T22:44:00+09:00 2011-12-03T13:56:39Z 2011-12-03T13:44:00Z
発行部数:400部
表紙:南恵太(fractal)
特集:あきのうたげ(特集インタビュー:主催者ヤナギダニ)
インタビュー:ゆるりる、月曜日のユカ
コラム:Welcome To My territory/殺シノ調ベ(Jailbird Y,k the musicgirl)
はりぼておるたなてぃぶ/大迫直樹(wave of m... leqo お知らせ
発行部数:400部
表紙:南恵太(fractal)
特集:あきのうたげ(特集インタビュー:主催者ヤナギダニ)
インタビュー:ゆるりる、月曜日のユカ
コラム:Welcome To My territory/殺シノ調ベ(Jailbird Y,k the musicgirl)
はりぼておるたなてぃぶ/大迫直樹(wave of mutilation)
DTM LAB/だっち(DJ)
漫画:バンドマンあるある/画:かず 原作:松田
leqo vol.3設置場所
タワーレコード,島村楽器店,BIG BOSS
club 4.14,cave-be,back beat,ステレオレコーズ
ヴォーノ(トマトラーメン),オクトパスアーミー,スピンズ
スタジオ25,ロッキンジャム,ヒューマンアカデミー,広島市立大学
...and more
また、本日12月3日よりホームページからも閲覧する事ができるようになりました。
leqo HP:http://leqo.jimdo.com/
]]>ウサギバニーボーイ インタビュー http://leqo.jugem.jp/?eid=16 2011-11-30T21:42:00+09:00 2011-12-03T13:54:42Z 2011-11-30T12:42:00Z ウサギバニーボーイ
広島県を中心に活動する4人組ポップバンド。
サポートも含めるとメンバーは10人以上に及ぶ。
気狂いフレーズと泣きのメロディーで良質なポップソングをお届け
最近では女子大生も聞いているともっぱらの噂。
HP:http://hakkan-label.co... leqo インタビュー ウサギバニーボーイ
広島県を中心に活動する4人組ポップバンド。
サポートも含めるとメンバーは10人以上に及ぶ。
気狂いフレーズと泣きのメロディーで良質なポップソングをお届け
最近では女子大生も聞いているともっぱらの噂。
HP:http://hakkan-label.com/usagi.html
Myspace:http://www.myspace.com/usagibunnypink
サンマルクカフェにて高宮(GtVo)さんと伊藤(Gt)さんがインタビューに応じてくれました。
高宮さんが答えた内容に伊藤さんがつっこむ、というやりとりにも注目です。
インタビュアー:松田
カメラマン:ゆきお
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◆結成のきっかけ
高宮「修道大学に入学して、部活はフォークソング部に入って、バンドする部活なのでバンドを作りました。最初はNirvanaのsmellsをやりましたね。色々紆余曲折があって大変でしたよ。フォークソング部同期7人中4人がビバッチェになったり、現在ウサギ正規ベースメンバーのジュンゴが練習しないのでクビにして、ニシヤンを入れたり。」
伊藤「高宮が曲を作ってきて、ニシヤンがアレンジをする。そしてワシが替え歌を作る。」
高宮「県立広島女子大学(現県立大学)にドラムが叩ける子がおると聞いたので誘ってみたのが、うちの奥さん。」
伊藤「2人の慣れ染めでございました。婚活バンドですよ。」
高宮「もう13年前なんでね、記憶が曖昧ですね。」
伊藤「脳の海馬の部分が死に絶えてね、不良セクタが溜まってきてる。」
◆バンド名
高宮「バンド名を決める時に読んでた本が灰谷健次郎の兎の眼で、その時に流れてたのがUAの悲しみジョニーでした。それを合わせてウサギメジャニー。いつ頃ウサギバニーボーイになったかはあんまり覚えてないです。バンド名はどうでもよかったので部屋とYシャツとウサギでもよかった。」
伊藤「ラーメンズからとったんだよね?」
高宮「そうそう、ラーメンズの第13回公演のCLASSICの中のコント"バニーボーイ"から取りました。」
◆プロになりたかった時も...
高宮「最初はプロになりたかった。でも、印税生活したいなーみたいなよくある軽い気持ちでした。コンテストに応募したりしたけど全部だめでした。」
伊藤「かたやビバッチェはことごとく上に行ったね。そしてウサギはサラリーマンの吹き溜まりと化してしまったね。」
高宮「大学在学中にプロになりたいっていう意識は消えましたね。簡単に。楽に金稼ぎたかっただけです。健全な目標とかではない。」
伊藤「竹藪で三億円とか拾ったらもう別にプロになりたくないってくらいのね。」
高宮「伊藤君、いい事言うね。」
◆大学卒業後
高宮「大学卒業後はブラック企業に勤め始めて暗い歌ばかり作ってた。貧乏知能、やりたがり2億など。給料の遅延があったり、会社が潰れたり。」
◆伊藤さん加入
伊藤「僕は2009年くらいに加入して、ぱったり1年くらい休憩して、久しぶりに出演したのがアリスガーデンのライブです。震えたね。常にビブラートかかってた。」
高宮「伊藤君が休憩してる間はユキハラ君(ex.この世の果てまで)に弾いてもらってました。彼が東京に行ってしまったので、また伊藤君にお願いしました。」
※2011年11月現在は伊藤さんは一時休止に入り、青木晋太郎さん、南恵太さんの2人の登場が多い
◆作曲の方法
高宮「バイク乗ってる時に思い付いたのを家に帰ってボイスレコーダーとかに録音します。だいたい忘れてたりするけど覚えてたのが曲になる。歌メロだけ。」
伊藤「ロックとバイクで作曲よね!」
高宮「家でギター弾いてから作る事もあるけど、乗り物に乗ったり外におるだけでいい感じがする。家に籠ってやってると深夜のテンションみたいな曲になりそうなイメージがある。その時だから面白い、みたいな。」
伊藤「バイクに乗ってる時に作ったら、バイクに乗ってるテンションの曲にならないんですか?バイクから降りたらなんだあの曲...みたいな」
高宮「バイク乗りながらだとギター弾いてないので手癖が出ないんです。バイクに乗ってる人達がよく鼻歌を歌うじゃないですか、それがオリジナルソングってだけの話です。」
伊藤「バイクとロックと鼻歌じゃね!」
高宮「歌メロ以外の部分は8秒くらいでできる。メロは米みたいなもんだから、あとは醤油でもなんでもいいじゃん、っていう。」
◆アレンジ
高宮「アレンジは僕が考える事があったり、兄弟のギターニシヤン&ベースユックンが考えたり。合わせてて面白いものを思いついたらそこで試してみたり。ご飯が入ってる所におかずをかけてく、ってだけの話です。」
伊藤「ちなみに僕はギターのフレーズ一切考えないです。全部言われた通りに弾く。こだわりをもって"僕は考えない"。僕が考えるとろくな事にならない。」
◆歌詞
高宮「メロディーが出てきた時は歌詞無しで、あとで書きますね。もの凄い時間がかかりますね。頭が悪いので。頭が悪い人って頭が悪いと思われたくないので頭がよさそうな歌詞を書く。多分頭がよかったら"幻 I LOVE YOU"みたいな歌詞でも、自分の事を頭がいいと思ってるのでそれでいける。でも馬鹿がそういう日本語とか英語の変な歌詞を書いてたらまさに馬鹿なので。オブラートに包みたくなるから時間がかかる。」
伊藤「三人称視点よね。情景描写的で絵みたい。」
高宮「メッセージ性があるものもたまにある。例えば最近の"干からびる寸前の焦燥"とかはおっさんは駄目だよーという歌。グッドバイの歌詞で"静かに朽ちる"ってのがあって気にいってる。夕暮れ時に帰ってたら人の背中が皆同じ角度に曲がって返ってるなと思って、皆朽ちて死んでくねっていう。」
◆ユニークなタイトル
高宮「タイトルは基本的にナめとる。友人に"日本の三大祭りを知ってるか"と言われて"ねぶた祭..."と答えてたら"違う、花王ヘアケア祭、ヤマサキ春のパン祭り、東映漫画祭"と言われてなるほどと思ったので曲にしました。」
伊藤「東映漫画祭が無いのは、もう飽きたからかね?」
高宮「この前作った曲あるじゃろ?あれを漫画祭にした。」
伊藤「祭シリーズ完結じゃね。」
◆ウサギバニーボーイがやってみたいこと
伊藤「変な所でやってみたい。」
高宮「山とか。」
伊藤「回転寿司屋とか。賃賃電車とか。企画してほしいね。」
高宮「飲食店の中はあんまりしたこと無いね。カフェとかはあるけど」
伊藤「回転寿司がいいわワシ」
◆伊藤さんが気になっている事
伊藤「幽霊が服を着ているってのはなんなの?人の幽霊と服の幽霊が一緒に出てきてるのか。人が幽霊になるんじゃったら服は持ち込めないはず。」
高宮「火葬場で着させられる白装束と死体はセットなんじゃないん。」
伊藤「セットって何でコネクトされてるの?USB?おかしいじゃろ。」
高宮「一番納得のいくと思われる説明は幽霊が裸だったらいけないから。こっち側の都合よ。」
伊藤「納得いかんよ。」
高宮「裸だったらちっちゃい子が見たら教育に悪いじゃろ。」
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leqo HP:http://leqo.jimdo.com/]]>Vol.3リリース決定 http://leqo.jugem.jp/?eid=15 2011-11-29T23:34:26+09:00 2011-11-29T14:34:26Z 2011-11-29T14:34:26Z こんばんわ、コンビニでのウインドウショッピングは30分まで余裕な編集長です。
炬燵が恋しい季節になってきました。
風邪をひかずにお外を裸で駆け回る皆さんこんばんわ。
この度、leqo vol.3のリリースが12月1日に決まりました。
[表紙画像はリリースまで未公... leqo お知らせ
炬燵が恋しい季節になってきました。
風邪をひかずにお外を裸で駆け回る皆さんこんばんわ。
この度、leqo vol.3のリリースが12月1日に決まりました。
[表紙画像はリリースまで未公開です]
発行部数:400部
表紙:南恵太(fractal)
特集:あきのうたげ(特集インタビュー:主催者ヤナギダニ)
インタビュー:ゆるりる、月曜日のユカ
コラム:Welcome To My territory/殺シノ調ベ(Jailbird Y,k the musicgirl)
はりぼておるたなてぃぶ/大迫直樹(wave of mutilation)
DTM LAB/だっち(DJ)
漫画:バンドマンあるある/画:かず 原作:松田
設置場所に関しては当日、ツイッターアカウント(@leqoleqo)の方から呟かせていただきます。
基本的には前回設置していただいた場所にお願いする形になると思います。
また、12月3日よりホームページからも閲覧することができます。
leqo HP:http://leqo.jimdo.com/
それでは、leqoを今後ともよろしくお願いします。
キャベツにかけるドレッシングでは一番がゴマドレ、次点でコールスロードレッシングが好きな編集長の松田がお送りしました。
青シソドレッシング(締めのあいさつ)]]> 猫騒動インタビュー http://leqo.jugem.jp/?eid=14 2011-09-19T05:01:00+09:00 2011-10-19T16:31:48Z 2011-09-18T20:01:00Z 猫騒動
キャラの濃い4人からなる広島のアニソンバンド。
※2012年3月に解散が決定
- - - - - - - - -
インタビュアー:しんご
●バンドの結成の経緯
じゃくと:まず、それぞれが違うバンドをしてていたんですよ
りょー:元々は、こんぱいるっていうバンドを... leqo インタビュー 猫騒動
キャラの濃い4人からなる広島のアニソンバンド。
※2012年3月に解散が決定
- - - - - - - - -
インタビュアー:しんご
●バンドの結成の経緯
じゃくと:まず、それぞれが違うバンドをしてていたんですよ
りょー:元々は、こんぱいるっていうバンドをパンダとやってて他に、2人ベースとギターがいたんだけど、いなくなって、新しいベースとギターを見つけようかって時にじゃっくんとやりたいなって。彼はやる事が面白いし、楽しもうって気が凄い出ててバイタリティがあるところに惹かれて。ちょっと声かけさせてもらって。で、じゃっくんを誘ったら、今バンドやってないからってことで入ってもらってて。で、あとギターがねぇって話をしてて、バックビートにライブを観に行ったら・・・
ユ浮:彗星の如くあらわれた!
りょー:そう、彗星のごとくなんかあらわれたんで、まあ。ギターなんか誰かおらんかね?って話をしとったらユ浮が「俺やる俺やる!」ってきて。元気がいいし、とりあえずなんか、元気がいいバンドにしたくて。まあ、そんな感じで。とにかく「楽しもう」ってのが、みんな、多分これは、みんなに共通する。
●バンド名の由来について
ユ浮:案が2個あって。俺とりょーさんが推してたのが「米騒動」と「大塩平八郎の乱」だったんですよ。で、じゃっくんが持ってきた奴が「熊猫ジャングルジム」
りょー:それはパンダさんもそっちが良いって言ったんですよ。で、そこで意見が割れて喧嘩になって
ぱんだ:大ゲンカしたよね
じゃくと:それで、重い空気になってしまって。そしたらユ浮が、「じゃ、まあ猫騒動でいいじゃん?」って
りょー:じゃあそれで!
じゃくと:決定
りょー:折衷
ぱんだ:え?おーはし、え?大塩平八郎の乱とかないじゃん!常識的に考えて
ユ浮:どう無いんかを3文字で説明してください
ぱんだ:そりゃ、ウィキペディアにのるだろう
りょー:もう、熊猫ジャングルジム以外だったらもう
ぱんだ:可愛いのがいやだったんでしょ
りょー:いや、ぱんだがつくのが嫌だった
ユ浮:なんか、英語の気取ったバンド名は嫌だったんですよね
ぱんだ:あーそれは嫌だったね
●楽器始めたきっかけ
りょー:楽器始めたきっかけは、もう物凄い単純で、最初はギターだった。中学生の時に、兄貴がアコースティックを持ってて触ってみたんだけどFコードがアコースティックで硬くて出来なくて辞めて、高校入ってメッチャ上手いドラムの人がおって、かっこいいわ!て思ってはじめたのがきっかけ。
じゃくと:中学2年生の時にお父さんの友達にベース貰ったのが始めるきっかけ
ユ浮:俺は、高校3年の時に1回ボーカルをやらしてもらって、そこでバンドに興味持って、大学1年になった時に、何か始めようと思って、13万持って楽器屋行って一番高いベース下さいって言って、ベース買って、何故か今ギター。ちなみにギターは9万でした、中古で。
りょー:パン田はなんか、元々歌が好きで普通にボイトレつーかバンドやりたいって来て、バンドのボーカルとしてなりましたって
ぱんだ:うん、だよねー
●やる夫ライブの経緯
ぱんだ:前のバンドのギターの人が発端っていうか・・・
りょー:パン田と俺が前やってたバンドの“こんぱいる”のギターの人がやりたいって言い出したのが始まり。そのころにあったアニソンイベントがアイラブひろしまぐらいで。例えばパンクとかメタルとかヒップホップとかジャンル毎に楽しみ方があると思うんやけど、アイラブもこういう感じよね?ってのがあって、それが面白くなかったんよ。色んなノリ方があるのに、そうしないといけないよね?みたいな、があって?それがやる夫ライブをはじめた動機
●やる夫ライブ1回目を終えて
じゃくと:一回は・・・アイラブより盛り上がった良いイベントだなって、客がすごい入ってた感じがして・・・このイベントが続けばいいなと思いました
りょー:で、2回目はメンバーが抜けたりでそもそも俺らがどうしようって話になって。
じゃくと:そこで茜提灯というバンドと対バンしたことで、出会いが生まれ・・・
りょー:んで、結局そのままやる夫ライブに出てた、ゆとりのベース(じゃくと)と茜提灯のギターボーカルだったユ浮が入って、猫騒動になったっていう
ユ浮:そういや猫騒動を組んでからライブの名前変えるかって時あったよね一回、名前考えるのめんどくさいしいいじゃんって事になったけど
●ライブ運営におけるのメンバーの役割
りょー:基本は、皆でやってるって感じで、特にじゃっくんとかが、面白い企画を提案する。例えばここをこうしたら面白いと思う!とか、こういうのが最近気になってるとか。ユ浮はユ浮で、どっかから面白い事引っ張ってきて、ネタやったりとか、流行りのネタやろうとか、言ったりとか
ぱんだ:やる夫の頭とか
ユ浮:基本の進行はりょーさんなですよ
りょー:あと、ユ浮はDJの周りとかやってやってくれたりとかで、じゃくんも、オリジナルドリンクのPOPを作ってくれたりとか、パン田もフォトショで絵作ったりとか、皆満遍なく動いてくれてる
●主催をするにあたって注意していること
じゃくと:前でたバンドとかをあんま出さん、一緒にしない
りょー:そうやね。ずーっと同じバンドばっかり出るっていうのが。まあ、なんか、例えば2回連続で出てたら、次はごめんねとかそんな感じですかね。いっつもいっつも同じバンドってのも全然レギュラーでありだと思うんですけど、出来るだけ、色んな人に出てもらいたいな結局、我々も、色々面白いバンド見たいんで
●社会人としてイベント主催する事について
りょー:なんか、思いっきり出来るなって、もし社会人でもまあ、銭もあるし、やっぱ社会人なんで余裕もあるし、ただその分時間は無いんですけどそこら辺は削ってるし。うん、別に社会人やけどうこうってのは
ぱんだ:ないね
りょー:ないね
●ライブのパフォーマンスで重視している事
ユ浮:カッチリした演奏よりも、魅せる事ですかね、お客さんに
りょー:自分らがなんか、楽しいかなっていうの。楽しいって言うのはこれやったら受けるんじゃね?とか、そういうのも含めて
ユ浮:俺は9mm Parabellum Bulletのかきさんのパフォーマンスに多大な影響受けてます。ただ、そっからはもう自分で・・・感じるがままに
りょー:うんー。あんま、難しく考えてないよね。こうやったら面白いんとちゃう?ぐらいで
ユ浮:ぶっちゃけ、アニソン完コピしてもおもんないし、そのバンドでしか表現出来んことを。そのバンドでどういうアニソンを料理するかっていう・・・
りょー:ようはアニソンイベントって事は、コピーなんですよね。オリジナルじゃなくて、コピーでどう楽しむかっていう
●ライブ中のダイブ、ボディタッチについて
ユ浮:怪我人出なければ、やりたいように、やってくれればいいし。でも、ほっとってもそういうもんって、出来てくると思うんで。
ぱんだ:まあ、勿論限度ってものがあるからそれで、怪我人出すってのはなんかイベントとしては違うと思ってるし、盛り上がるのは良いけど、むしろ良い事だから
ユ浮:最低限、じゃけえ、マナーかね、メガネで来んとかね、ギターの弦触らないとかね、絶対に。細かい事・・・細かいことまで言ったらまあ、女の子は髪結ぶとか、長い子は。ヒールで前行かないとか
りょー:例えば、極端な話言ったらもう、ギターが弾いとる時にギターの足をポーンって引っ張ったりとかはしないとかね
ユ浮:皆が楽しめりゃいいんよね、痛い思いして、文句言って帰って行く人は、見たくないなって、事は。
りょー:ま、基本細々としたちょっとした違いはあるけど、まあ、盛り上がってくれれば、ていうか、まあ勿論その、限度、とかさっきの、ちょい、一言でこうって言えん、そのなんて言う・・・ボーダーラインは皆あるけど、っていう感じですかね
●メンバーの長所短所
りょー:ユ浮の長所やけどね。ほんとになんか行動力だと思う、なんかその、場々で面白い行動をする。ムードメーカっていうのかね。一番いけんところは、なんかギャグ言って受けんかった時に変なことして誤魔化して、でもそれで笑ってしまうって言う。それが悔しいんよね。短所を補う長所だと思うな。結構人に持ってないものを持ってる。
じゃくと:長所・・・長所は・・・優しいところですかね、りょーさんもムードメーカーですよガミガミ言わずに、朗らかに皆、気分良く済むように言ってくれる
ぱんだ:あと、皆をまとめる能力。あと社会人ならではのスケジュール管理能力
ユ浮:パン田の長所は・・・可愛い
じゃくと:プライドが強い所かな?長所は
りょー:本当に嫌な事以外は呑んでくれるっていうかね
ユ浮:じゃっくんの長所はサブカル厨やね
ぱんだ:いや、それ長所とか短所とはなんか違う
りょー:長所としてはね、とにかく言った事をね、早くやってくれる。
ぱんだ:これお願いっていったら、次の日には出来とるよね
りょー:後、一番、向上心が強い事が、長所やなって。どうやったら面白くなるかとか、こうやるのが面白いんじゃないかって。最初もちょっと言ったんですけど
●アニソンを演奏する事の醍醐味
じゃくと:みんな知ってるからノリやすい
ユ浮:うん、確かに。それに尽きる
りょー:俺的には、その・・・アニソンをやる場が無かったんよずっと・・・若い頃。今はニコニコとかでヌルオタも増えて、普通のやつも、なんかコレ知っとるよみたいな。昔はアニメ見とるだけでもう、キモイって言われる時代でとにかくアニソンをやれる場が無かった。好きとも言えんような時代だった。アニソンライブはそういうやつらが、集まれる場だなっていう。
ユ浮:あとどう4人で曲を料理するかっていうのが、楽しいっちゃ楽しい
●アレンジの留意点
ユ浮:一応何パターンかを、作ってきて、皆が「こっちが良い」ってなったらこっちでやろうかみたいな
りょー:結構原曲崩すんよね。ていうのは、メロディーラインが強いからメロディさえ壊さなかったら、ていうのがあるから。気をつけているというよりかはメロディライン残してあとはどう、俺らが気持ちよくやれるか。だけど、気持ちよくの中にはお客さんが、ノりやすいとこも入ってる
●今後の展開
りょー:やる夫でゲスト呼ぼうかと。10/8にvol.7があるんですけど、ゲスト呼ぼうとして断られました。某人気アニメの主題歌歌ってる。業界人の知り合いに聞いてもらったんだけど駄目だった。事務所が駄目だった。東京から何時間もかけて地方の300人のイベントに行っても、っていう。猫騒動の活動としては、オリジナル曲とかをやっても面白いかなと。でもそれをやる夫でバンバンやるとアニソンイベントにはならないかな。別に俺らのやっちゃダメじゃなくて、やるならちゃんとやりたいよね。例えばやらない夫ライブとか他のイベントとか。
ぱんだ:とあるご当地ヒーローの主題歌の依頼がうちらにきたこともあったけど
りょー:みんな興味しめさんかったよね。
ぱんだ:なんか、ねぇ。うちらに頼まん方がいいじゃん。もっとうまいひとがやればいいじゃん。
りょー:ほんと、俺らステージバンドで、CD聞いてもなんも面白くないと思う。興味がないってよりは、バンドメンバー全員が猫騒動っていくかって、そういうことはないわけで。猫騒動は猫騒動で楽しむバンドっていうのが一番しっくりくるな。
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leqo vol.2に掲載
leqo HP:http://leqo.jimdo.com/ ]]> leqoのHPができました。 http://leqo.jugem.jp/?eid=13 2011-09-03T15:57:31+09:00 2011-09-03T06:57:31Z 2011-09-03T06:57:31Z こんにちわ。
今朝からカーテンを閉めて引きこもっていたので台風による影響を一切受けなかった編集長です。
leqoのホームページが完成しました。
この突貫工事的なデキ!目から鱗どころか白子がでるレベルのしょうもなさですがよろしくお願いします。
leqo ホ... leqo お知らせ
今朝からカーテンを閉めて引きこもっていたので台風による影響を一切受けなかった編集長です。
leqoのホームページが完成しました。
この突貫工事的なデキ!目から鱗どころか白子がでるレベルのしょうもなさですがよろしくお願いします。
leqo ホームページ
また、わりと好評のvol.2、設置場所を拡大しました。
leqo vol.2設置場所
タワーレコード,島村楽器店,BIG BOSS
club 4.14,cave-be,スマトラタイガー,apple jam
cover(流れ川),ステレオレコーズ
ヴォーノ(トマトラーメン)
...and more
ご協力して下さる店舗の皆さま、ありがとうございます。
まだまだ増えていきますのでよろしくお願いします。]]> バンドマンあるある 第2回/生足 http://leqo.jugem.jp/?eid=12 2011-09-03T14:22:00+09:00 2011-09-03T05:24:20Z 2011-09-03T05:22:00Z 1.MCが被る
2.街中でバンドマンと遭遇すると意識する
3.ステージ降りたらぼっち
(2011年8月31日リリースleqo vol.2に掲載)
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生足 leqo バンドマンあるある(生足)
2.街中でバンドマンと遭遇すると意識する
3.ステージ降りたらぼっち
(2011年8月31日リリースleqo vol.2に掲載)
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生足]]> バンドマンあるある 第1回/かず http://leqo.jugem.jp/?eid=11 2011-09-03T14:14:00+09:00 2011-09-03T05:15:52Z 2011-09-03T05:14:00Z 1.「行けたら行く」は来ない
2.打ち上げでアニメトーク
3.そもそもバンド組めない
(2010年12月発行leqo vol.1に掲載)
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かず
leqo バンドマンあるある(かず)
2.打ち上げでアニメトーク
3.そもそもバンド組めない
(2010年12月発行leqo vol.1に掲載)
- - - - - - - -
かず
]]> Welcome To My territory 第1回/殺シノ調ベ(K the musicgirl) http://leqo.jugem.jp/?eid=10 2011-09-03T14:01:00+09:00 2011-09-03T05:02:01Z 2011-09-03T05:01:00Z 僕はAKB48が好きで、一連の社会現象を五体で受け止めている。ライブの日と握手会が重なり、リハを遅らせてまで参加した経緯もある。
そんな中、先日同じくAKBファンの職場の先輩が、「推しふぅーうちわ」なる物を買ってしまった。それは推しメンの「ふぅー」っと息吹き... leqo Welcome To My territory
そんな中、先日同じくAKBファンの職場の先輩が、「推しふぅーうちわ」なる物を買ってしまった。それは推しメンの「ふぅー」っと息吹き掛ける顔がプリントされたうちわで、扇ぐと「ふぅー」っとしてくれる代物。驚く事に公式グッズ。
僕はその衝撃に過呼吸を起こした。想像を絶する下世話さに卒倒するのだが、薄れゆく意識の中で、このアイテムの是非を今一度問い質した。
すると自分の想像を超えた馬鹿さが、やがてある種の感心に成り代わった。半端な常識は野暮、やはり軽く狂ってるくらいが面白い。
僕は特定のアイドルの追究よりも、そこで巻き起こるムーブメントへの興味が深い。基本的に崇拝対象さえ確保すれば何をやっても成立する雑多的な構造。その規模が膨らむ程、突飛で歪な現象がみられる。
AKBも総選挙は勿論、全国握手会の現状も無茶苦茶だが、挙げ句握手券を抜き取られた残骸は即刻ブックオフに並ぶ様は異景。当然推しふぅーうちわもAKBドンジャラもCGメンバーも然り。もうわけがわからない。だかそこに翻弄されるのが面白い。
自分自身が身を投じる事は勿論、客観視して捩曲った独特の外観を楽しむのもまた一興。
アイドル文化はカオスである。巨大で禍々しく不思議に華々しい乱気流。目を背けたくても背けられないその艶に惹かれ思わず触れてしまう。中は帰還困難の桃源郷。思考は停止し、全てを吸い尽くされ息絶えようとも、その亡骸は幸せな笑みを浮かべているのだ。全身に澄んだ光を纏って、現実に汚れた精神を浄化していく幻想を全身で噛み締め朽ちゆく者の姿は美しい。
そしてその亡骸は後の僕の姿だ。愛と浪漫に生きる者達の末路だ。アイドルに生きるとはそういうものなのだと思う。
(2011年8月31日リリースleqo vol.2に掲載)
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広島でバンドやってます。
K the musicgirl HP
jailbirdY HP
leqo HP:http://leqo.jimdo.com/ ]]> さんぽしましょ。 第1回/なおら(ゆるりる) http://leqo.jugem.jp/?eid=9 2011-09-03T13:54:07+09:00 2011-09-03T04:54:07Z 2011-09-03T04:54:07Z こんにちはー。はじめまして、なおらといいます。
コラムを書いたことなんてなくてどきどきですが、どうかお手柔らかに拝見お願いしたく存じあげます。
ええと、みなさん、散歩は好きですか?
私はすごく暇なときとか、家にいるのがつまらなくなったときによくしている... leqo さんぽしましょ。
コラムを書いたことなんてなくてどきどきですが、どうかお手柔らかに拝見お願いしたく存じあげます。
ええと、みなさん、散歩は好きですか?
私はすごく暇なときとか、家にいるのがつまらなくなったときによくしているのですが・・・。
このコラムでは、そんな日々の散歩で私が出会った素敵なものについて紹介していきたいと思います♪
そんなこんなで第一回目。私のいつもの散歩コースが横川近辺なのですが、横川商店街を歩いていて見つけたお店を紹介しようかなと思います。それは「かもめのばぁばぁ」という可愛らしい名前の、ギャラリー展示とカフェのお店です。
初めて行ったとき、私はりりぃさんの作ったぶどうジュースを飲みました。(りりぃさんというのは、お店の店主さんで、白髪まじりで髪の長いとっても素敵な雰囲気のマダムです。)ぶどうジュースは果実入りで、炭酸の泡でしゅわしゅわ〜、ほんのりぶどうの香りがして、とぉってもおいしいです。
ギャラリー展示もおもしろくて、私が行った時は、「粒」という個展でした。ふらぁっと立ち寄って、ぼわーっとみました。りりぃさんに感想を聞かれたので「魂みたいです」と答えたら、「作者にそれを言ったらきっと喜ぶわぁ」と言ってくれました。それがなんだかうれしくて、こころがほんわりしました。
かもめのばぁばぁでの思い出は全部優しくてきれいな色。きっとりりぃさんの人柄とそれを取り巻くお店の雰囲気がそうさせているのです。
退屈な日常の中に見つけたふわふわきらきらしゅわしゅわしたもの。これをおいしくいただき、生きるエネルギーにします。
散歩は素敵です。時間に余裕があるときにする散歩は本当に有意義。初めの一歩から、紆余曲折、いろんなところをめぐり、足が疲れるのを忘れて好きな景色、起こる感情を求めて歩き続けます。それはまるで人生みたい。みなさんも、さんぽしましょ。
(2011年8月31日リリースleqo vol.2に掲載)
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なおら
安田女子大学生活デザイン学科3年。ゆるりる、nekomusume、メランコルンでG.voを担当。ゆるりるでは作曲活動に励む。メルヘンなものに弱い。好きな動物はライオン。
ゆるりるHP
メランコルンHP
leqo HP:http://leqo.jimdo.com/
]]> 第2号リリースのお知らせ http://leqo.jugem.jp/?eid=8 2011-08-31T10:45:00+09:00 2011-08-31T02:08:50Z 2011-08-31T01:45:00Z 第1回リリースから半年間以上沈黙していたleqoですが、この度第2号をリリースする事になりました。
発行部数:700部
表紙:大吾朗(puppies see world's end)
特集:アニソンシーン(特集インタビュー:猫騒動)
インタビュー:ウサギバニーボーイ
コラム:Welco... leqo お知らせ
発行部数:700部
表紙:大吾朗(puppies see world's end)
特集:アニソンシーン(特集インタビュー:猫騒動)
インタビュー:ウサギバニーボーイ
コラム:Welcome To My territory/殺シノ調ベ
さんぽしましょ。/なおら(ゆるりる)
漫画:バンドマンあるある/画:生足 原作:松田
当初のリリースが7月予定、という事で約1か月も遅れてのリリース。
この時差には一体何が?我々はひたすら記事の手直しをしておりました。
初めての冊子形態、力が及ばなかったことを認めざるをえません。
関係者の皆さま、ご迷惑をおかけしました。
お店におかれたleqoが少しでも多くの皆さまの目に留まれば、と思います。
まずは、8月31日の夜より以下のお店に配置予定です(数日間かけて増えて行きます)
ライブハウス
club 4.14 cave-be
CDショップ
タワーレコード
楽器屋
島村楽器店
広島市立大学-学生会館
飲食店
丘の上のパン屋
...and more
場所が追加された場合、ツイッターアカウント(@leqoleqo) 、ブログにてお知らせします。
また、9月3日よりホームページからも閲覧することができます。
(現在改装中のHP:http://01.mbsp.jp/leqo/ )
それでは、leqoを今後ともよろしくお願いします。
編集長のキノコの中ではぶっちぎりでマイタケが好きな松田でした。
エリンギ(締めのあいさつ)]]> 真面目にJ-POP 第2回/ワタナベ(バンド無所属) http://leqo.jugem.jp/?eid=7 2011-08-31T01:32:00+09:00 2011-09-03T07:14:40Z 2011-08-30T16:32:00Z 日本は終戦以来ずっと平和である。就職難であっても、自殺者の増加に歯止めがかからなくても、である。先の大震災の後も、僕たちは結局変わらない生活をしている。多くの人が、どれほどか心を痛めていたことに関わらずに。
音楽文化は常に世相を反映する。音楽は作り... leqo 真面目にJ-POP
音楽文化は常に世相を反映する。音楽は作り手の意図が込められる。そしてそれが社会に広く受けいれられるものであったならば、多くの共感を呼んだとするのは単純であろうか。以下の文章で問いかけたいのは、日本の音楽は何と戦ってきたか、ということである。
言うまでも無く、音楽の歴史は気が遠くなるほどに長い。極端に言えば人類が狩りをしていたような頃に石や棒を楽器として声を張り上げたのが音楽の起こりかもしれない。しかし、音楽が創作物的な面で一般大衆のものになったのはここ50年くらいの事である。なぜなら音楽を作るには楽器が不可欠である。例えばギターやピアノなどを誰もが当たり前のように手に入れることができる以前は、音楽を創作するという行為自体がとても敷居が高いものであったことは想像に難くない。それ以前に作られたものは、いわゆる音楽家たちの手によって創作されたものであり、それは芸術的に優れてさえいればよかった。そのような音楽が体制(この文章中では、自分に反する大きなものとして広い意味で用いている)に反するものである必要はそもそもないし、仮にそうであってもそれが大衆の共感を得るとは考えにくい。
一般層が楽器を手に入れることが出来るようになってすぐに、体制に対する不満を表したような曲が現れ、多くの共感を生むようになる。これが日本のパンク・ロックの起こりだと僕は考える。そしてこれらが最も簡単な表現方法であるフォークソングという形態で現れてきたのは非常に理に適っている。
初期のフォークソングはまだまだ日本が不安定であったせいか、思想色が強い。60年代後期は高田渡の「自衛隊に入ろう」、フォーク・クルセダーズの「イムジン河」、岡林信康の「手紙」など、具体的な問題に対する怒りや悲しみが歌にされている。
しかし、70年代では状況が変わっていく。この頃には吉田拓郎、井上陽水などが現れ、絶大な支持を得た。彼らの曲からは思想性や怒りが直接には感じられない。恋愛や社会などを歌っていてもそこにあるのは体制に対する圧倒的な倦怠感である。吉田拓郎の「人間なんて」、井上陽水の「傘がない」などはその代表か。
いずれも体制に対する反抗であるのかもしれないが、そうであってもその内情は全く異なる。前者は問題意識を提示することで社会を啓蒙する“積極的反抗”、後者はどうせ何も変わらないから何もしない、という意味で“消極的反抗”と僕は呼んでいる。いずれも時代的には非常に重要な意味を持ったが、後者の方が広く後の日本に受け入れられた感がある。
もちろん、私はその頃生まれてはいない。だから所詮想像の域を出ないのだが、日本人には結局強い思想性なんてものは合っていなかったんだと思う。70年代に日本は急速な経済成長を遂げた。結局日本人は豊かであり、社会的な事象に対して真剣に取り組む必要性が強くはなかった。むしろそれに対するどこか相容れない感覚が倦怠感となり、それを歌いあげた井上陽水や吉田拓郎に強い支持が集まったのだろう。75年に学生運動を皮肉った「いちご白書をもう一度」なんて曲が大ヒットしたのもそういう事なのかもしれない。
バンド形態での音楽が一般的になっても根幹は変わっていないと思う。少し時代が飛ぶが、80年代に活躍したザ・ブルーハーツをパンク・ロックの代表と考える人は多い。ブルーハーツのメッセージ性は非常に抽象的なものである。例えば名曲「リンダリンダ」でなぜ甲本ヒロトはドブネズミの様に美しく、と歌うのか。なにより、リンダリンダとは何か。それにきちんとした解釈を与えられる人はいない。しかしそれでも多くの人は、よく分からないままでもその歌詞に共感する。
彼らのエネルギーは、前述の倦怠感に対する反発でもあったのかもしれない。しかし、実際はどうなのだろうか。個人的には、具体的な敵を指し示せないまま体制と戦っていた彼らはむしろ吉田拓郎や井上陽水に極めて近いような気がする。彼らは抽象的な言葉を歌う(見えない自由とは?見えない銃とは何か?)。多少皮肉めいた書き方かもしれないが、日本の音楽は戦う対象を明確に定めることが出来ず、漠然とした何かと戦う事にならざるを得なかった。これは彼らの敬愛するSEX PISTOLSが(比較的に)具体的に政治的な歌を歌っていたのとは本質的に異なる。イギリスは階層社会であり、日本人と同じ不満を歌う事は無いだろう。同時期にデビューした尾崎豊もそう。尾崎豊は「自由」「支配」と歌い続けたが、果たして何が自由で何が支配であるかは誰も答えることはできないのだ。
90年代に入ると、ドラマタイアップが非常に力を持ち、中心シーンは完全にラブソングに支配された。90年代の月9のドラマ主題歌からは6作ものダブルミリオンセールスが出ており、これはこの年代のダブルミリオンセールスが16作であることを考えても非常に多い。時代の流れはJ-POPへ、言うならばヒット曲指向へと変化していった。
ここで、Mr.Childrenというバンドについて触れておく必要がある。彼らはラブソングを歌ってきた。昔から変わらず、ラブソングと言うものは大きな需要がある。しかし、Mr.Childrenはもっと強かであった。例えば彼らの最大のヒット曲である「Tomorrow never knows」を取り上げる。「果てしない闇の向こうに手を伸ばそう」なんていう歌詞に象徴される、この時期から多く見られるようになった自分探し形ソングの代表である。しかし、「再び僕らは出会うだろう この長い旅路のどこかで」なんて歌詞が出てきた時に気付く。これはラブソングだ。自分の周囲の環境に対する希望や不満などを歌にしているうちに、「君」にたどり着く。彼らのヒット曲は実は「innocent world」も「名もなき詩」も同じ手法で作られている。
これは昔からあった手法なのかもしれないが、時代的な背景も相まってこれは非常に広く浸透することになった。言うならば「非ラブソングのラブソング化」、または「ラブソングの非ラブソング化」である。無意識のうちにこの型にはまっているミュージシャンは実際に多く、自分探し形ソングなんかはほとんどこれである。
2000年代初めには青春パンクロックが大きな影響力を持った。ここにおいて非常に興味深いのは、青春パンクにおいてはフォークソングへの回帰が強く見られたことである。「Going Steady」、「ガガガSP」、「太陽族」、「ジャパハリネット」などのバンドで強く見られる。ここでなぜそのような事態が起こったのかは正直全く分からないが、パンクロックとフォークソングはそもそも近いものであると考えたら納得もいく。
思うに、日本の音楽において“倦怠感”というものが非常に深い影を落としている。もちろん日本人的な体質も影響しているとは思うが、まっすぐ社会問題を歌いあげるような曲は日本人にはどうも恥ずかしくて受け入れがたいところがある。そのため社会問題を歌うような曲は「そんなこと考えても結局目の前の仕事に追われてしまう」とかいって茶化したり、「こんな時代だから君を守りたい」などと言ってラブソング風にしたりするのがもはや慣例ですらある。しかしそっちの方が受け手としてもしっくりくる。社会問題を真摯に受け取ることの難しさは、学生運動の流行と失敗から来る倦怠感の名残ではないかと推測したりする。
さて、全体的に皮肉めいた文章を書いてしまったと思う。その点に関しては、私自身が日本の音楽を誰よりも愛している点を理解し、ご容赦していただく他にない。さて、日本人の国民性はしばしば取り上げられるが、その多くは否定的なものである。確かに問題意識は低く、どこか他人事のような捉え方しかできない。これは何百年も前に形成された日本人の国民性なのだろう。しかし、このような考え方を日本人は美徳としてきた。そのせいもあって、日本の音楽に乗るメッセージは直接的でなく、やはり控えめなのだと思う。控えめ、という言葉が私は好きだ。日本人の音楽はその謙虚さに支えられて現在あるべき姿に収まったんじゃないか、なんてことを割と真剣に考えている。
(紙面未掲載のWeb限定コラム)
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ワタナベ
2010年夏頃まで"バンドしても一人"のドラムとして活動するも現在は自称バンドニート。作曲も手がける。
プログレ畑出身のポップス好きで、音楽の趣味は幅広い。
こちらでワタナベが作曲した楽曲を聞けます↓
http://soundcloud.com/watanabeinradio
leqo HP:http://leqo.jimdo.com/ ]]> 真面目にJ-POP 第1回/ワタナベ(バンド無所属) http://leqo.jugem.jp/?eid=6 2011-01-03T14:02:00+09:00 2011-09-03T07:12:46Z 2011-01-03T05:02:00Z 日本のシングルチャートで最も多く一位を獲得した歌手は誰か。それはB’zでも、MR.CHILDRENでもない。正解はピンクレディー。一位獲得曲数こそ9曲だが、その9曲で首位獲得週63週の歴代記録を保持している。
アイドルと付き合いたい、と思ったことがない男はいないだろ... leqo 真面目にJ-POP
アイドルと付き合いたい、と思ったことがない男はいないだろう。最近はAKB48が飛ぶ鳥を落とす勢いだが、昔から男はテレビに映るアイドルたちに焦がれてきた。そして、昔からアイドル文化は常に日本の音楽文化の一部であったのだ。
歌い手に容姿が求められだしたのはカラーテレビが普及した70年代初め。メディアへの露出がヒットを飛ばす重大なカギになってきたのだ。この時期に、かの有名な「スター誕生!」という番組が始まる。カラーテレビの時代がアイドルの需要を高めることを予期していたかの様に始まった番組だが、事実、そこからかなり多くのスターが誕生することになる。その最初期に生まれたスターに山口百恵がいる。
山口百恵は1982年にデビュー曲「としごろ」がチャートインしてから、ラストシングルの「一恵」がランク外になるまでの7年もの間、シングルチャートの100位以内に常に曲がランクインしていたという記録を持っている。7年間の間ずっと安定したセールスを続けていたことの証明であり、彼女がいかに高い支持を集めていたかがわかる。
山口百恵の引退後も80年代初期は松田聖子と中森明菜などが人気を博した。アイドル文化は衰えることなく勢力を増していき全盛期を迎える。この時期のアイドル文化は、音楽文化の中心をも担っていたのかもしれない。歌い手が提供された曲を歌うということは、それは美空ひばりであっても石原裕次郎であってもそうだったわけで、容姿が先行しているアイドルであってもその流れを確かに引いていた。アイドルはあくまで歌手であり、それには良質な曲が必要だった。
「横須賀ストーリー」、「PLAY BACK part.2」などを始めとして、山口百恵のヒット曲の多くを手掛けたのはダウンタウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童だった。さらに当時若手であったさだまさしや谷村新司も曲を提供したことがある(さだまさしの手掛けた秋桜はあまりにも名曲)。松田聖子の曲を手掛けたミュージシャンは松任谷由美、大滝詠一、財津和夫、細野晴臣などがいて、中森明菜も井上陽水、タケカワユキヒデら今では考えられないようなニューミュージックのスターたちが名を連ねる。この頃は自分の本職としての音楽以外にもアイドルに曲を提供することは全く特殊なことではなかった。少し前にB’zの松本考弘がKAT-TUNに曲を提供して話題になったが、そのようなことが日常的に行われていたのだ。
前述の大滝詠一、細野晴臣ははっぴいえんどのメンバーとして日本ロックにあまりにも大きな影響を与えた。さらに歌謡曲に対しても大きな影響を与えた人物として欠かせないのがドラムの松本隆だ。
松本隆ははっぴいえんどでは作詞担当。彼は日本のロックの文化を立ち上げたようなミュージシャンの一人。昔から大衆志向の音楽と、新しいものを作ろうとする音楽には溝があるわけで、彼もいわゆる歌謡曲を軽視していた。しかし日本の音楽を語る上で絶対に外せない、筒美京平との歴史的な出会いにより状況が変わる。松本隆はある日すごく長い歌詞を書いて筒美京平に渡した。松本はこの歌詞に曲なんか付かない、と始めからタカをくくっていたが、すぐに曲が完成したと報告を受け、実際にその曲を聴いて衝撃を受けた。こうしてできたのが、太田宏美が歌って大ヒットすることになる「木綿のハンカチーフ」。これ以降、この二人がコンビを組んだ曲は多く出され、日本の音楽界をずっと支えていくことになる。ちなみに筒美京平は作曲家として売り上げ枚数歴代一位、松本隆は作詞家として歴代二位の記録を持つ。この時期までのアイドル歌謡は、常に素晴らしい才能を持ったミュージシャンに支えられていた。そこには今のようなバンド/アイドルの壁はなかったのだ。
1985年にデビューしたおにゃん子クラブは、それまでのアイドルの価値観を覆すものだった。あくまで歌手であり、特別な存在として遠いものだったアイドル。それを秋元康は逆手にとり、どこにでもいそうな、身近な女の子というものをコンセプトにグループを作り上げた。身近っぽい女の子、アマチュア的なゆるいダンス、普通の女の子的な歌であっという間にトップアイドルに上り詰めた。ピークであった1986年には、オリコンシングルチャートの52週中36週でおにゃん子クラブ関連の曲が首位を獲得したという。まさに社会現象というに相応しい状況だった。しかし、ここでアイドルというものが完全に異性のためのものになってしまったという弊害を生んでしまう。おにゃん子クラブには女性ファンなんてほとんどいなかったのだ。
しかし80年代後半にカラオケが普及してから、状況はまた変わってくる。歌うことに対する需要が出てきたため、アイドル歌謡であっても同性に対するアピールをする必要が出てきたのだ。この時期のジャニーズJr.が光GENJIからSMAPへ行った方向転換のシフトからも想像ができる。この時期から90年代の終わりまでは、ZARDやglobeのような正統派シンガーであるとか、SPEEDのようなダンスグループもあったが、いかにもなアイドルというのは影を潜めていた。アイドルというのが時代的なニーズに合わなくなっていたのかもしれない。
しかし、潜在的な需要はあったのであろう。90年代後半から00年代前半にモーニング娘。が大ブームを巻き起こした。初期には模索を繰り返しながらプロデュースをしていたつんくだが、ダンスミュージック方向が当たりモーニング娘。を国民的なグループまで導いた。メンバーを増やしすぎたおにゃん子クラブが自らの重みで潰れてしまったのを避けるように、加入・脱退を繰り返す方式を取り入れる。メンバー一人一人が個性を出せるかがこのグループの鍵であった。
そう考えると、AKB48は全く真逆である。常識外のグループ人数と、同じような服装、似た髪形。AKBはメンバーを没個性させるところから始まった印象がある。人気が出だした第二回総選挙の頃でもメンバーの1人か2人しか名前を知らないというのが普通だった。さらに、初期には完全に男性ばかりをターゲットにしていた感もある。没個性・男性のみがターゲット、というこの2点において、今までのアイドルの在り方に対し完全に逆を行っている。当初はこのグループは成功しないだろうと僕は思った。しかしAKBの成功は周知の通り。今ではメンバーの数人は露出も増え、名前も売れている。女性ファンも着実に増やし、国民的アイドルとしての立ち位置を確立している。どこまでがプロデューサー秋元康の思惑だったかわからないが、この成功は感服するしかない。
AKBはアイドルとして一つの成功を収めた。しかし、AKBを音楽としてとらえている人はどこまでいるのだろう。ファッション的な感覚で支持されてはいるが、今までの音楽的な感覚と少しギャップがある。少なくとも、音楽として大衆に浸透する日は来ないような気がする。
その理由の一つにAKBの曲を書いている人がわからない、というせいはあると思う。作曲家が前に出るのが避けられている感がするのだ。今までのアイドルは、ミュージシャンとして実績を上げた人、または名前のある作曲家が曲を提供していた。しかし最近は、AKBに限らずだが、作り手の顔が見えない音楽制作が続いている。音楽が商業的になりすぎて、提供する側にかかる要請が多く、不自由になってしまったこともあるだろう。楽曲提供にミュージシャンの腰が上がらないのかもしれない。
モーニング娘。が商業的になりすぎた、という批判はよく耳にする。売れ線の楽曲を作り、ソロ・ユニットを乱発、確かにその一面もあるだろう。しかし、つんくはシャ乱Qとして成功した時から、歌謡曲に対して恩返しをすることを考えていたのではないかと思う。歌謡曲を聴いて育ったつんくが、先人が作り上げてきた音楽文化を守る、という意識から行ったアイドルプロデュースだったのではないか。
アイドルはもともと歌謡曲の延長から発生したものであり、音楽文化の重要な部分を担っていた。現在はアイドル文化が音楽文化と完全に乖離してしまっている。最近は音楽文化の衰退がしばしば口にされる。歌謡曲とバンドの関係性が悪化したことがその一因としてあるのではないかとも思う。もしかしたら若いミュージシャンがアイドル歌手に曲を提供していくような動きがあれば面白いんじゃないかと思う。また日本の音楽文化を創り出していくことがいま最も必要なことなのかもしれない。
(紙面未掲載のWeb限定コラム)
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ワタナベ
2010年夏頃まで"バンドしても一人"のドラムとして活動するも現在は自称バンドニート。作曲も手がける。
プログレ畑出身のポップス好きで、音楽の趣味は幅広い。
こちらでワタナベが作曲した楽曲を聞けます↓
http://soundcloud.com/watanabeinradio
leqo HP:http://leqo.jimdo.com/ ]]> 奥さん、映画です 第1回/福山匠(Goodbye holiday) http://leqo.jugem.jp/?eid=4 2010-12-19T14:23:00+09:00 2011-09-03T07:18:09Z 2010-12-19T05:23:00Z
「17歳のカルテ」
Girl, Interrupted / 1999年公開 / ジェームズ・マンゴールド監督
女の子のお話。主人公はウィノナ・ライダー演じるスザンナ。動物界で最も美しい生き物です。
1960年代、アメリカ。ある日17歳のスザンナは、アスピリンとウォッカを一... leqo 奥さん、映画です
「17歳のカルテ」
Girl, Interrupted / 1999年公開 / ジェームズ・マンゴールド監督
女の子のお話。主人公はウィノナ・ライダー演じるスザンナ。動物界で最も美しい生き物です。
1960年代、アメリカ。ある日17歳のスザンナは、アスピリンとウォッカを一気飲みしたため、精神科に入院します。自殺を図ったのです。
「私が精神病院なんて…」と思っていたスザンナでしたが、やがて患者たちと打ち解け、仲良くなります。「変な人」というよりは、心に傷を持った人達ばかりだったからです。
中でも、リサの存在は大きなものでした。とってもエキセントリックだし、何より、彼女は今まで見てきた誰よりも、真面目に命を生きている「普通の人」だったからです。
病棟で時を過ごすにつれ、スザンナには何が正常で、何が異常なのか分からなくなってきます。狂気はどこにでもある。きっかけは、きっと何でもいい。
「一緒にフロリダで過ごそう」スザンナは、リサに誘われ病棟から逃げ出します。しかし、人の傷を執拗に抉りだすリサの言葉がきっかけとなり、事件が起きて…。
僕みたいなのには、切ないお話です。心臓の内側に鉛があることを、改めて思い知ります。叫んでも叫んでも、何も変わらない。何がいけないのか分かっているのに、どう言えばいいのか分からない、という人にお勧めの映画です。全部承知の上で、頑張って生きてみようかな、と思わせてくれます。皆さんきっと思春期ですから、たくさんの仲間に会えますよ。
見所としては、ウィノナはもちろん、本作で賞を受賞しまくったアンジェリーナ・ジョリーの演技です。感情移入がしやすい役だったのか、二人とも凄い迫力。あと、所々で流れる「DOWNTOWN」がまた、ノスタルジックで良いんです。
(2010年12月発行leqo1号に掲載)
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福山 匠
Goodbye holidayのBaとして活動。まるでご飯を食べる様に映画を観て過ごしている20代。
Goodbye holiday HP:http://69.xmbs.jp/goodbyeholiday/
◆1/7 HIROSHIMAX2011@広島Cave-Be
open.18:30/start.19:00
前売¥1,500/¥当日2,000
opening actメルシーズ
BLANK DESTINATION,Goodbye holidayの2マンライブ
leqo HP:http://leqo.jimdo.com/ ]]>音響効果小箱愛好会 第1回/マッサ(cenlo) http://leqo.jugem.jp/?eid=3 2010-12-19T14:16:00+09:00 2011-09-03T07:17:48Z 2010-12-19T05:16:00Z
皆様ご存知のとおり私はエフェクターが好きで好きで月2つくらいのペースで買い漁っていた時期もありましたし、未だに誰かがエフェクターいらないと言えば安く引き取らせてもらっているわけです。(もしいらないエフェクターがありましたらご一報を。)
どうしてこ... leqo 音響効果小箱愛好会
皆様ご存知のとおり私はエフェクターが好きで好きで月2つくらいのペースで買い漁っていた時期もありましたし、未だに誰かがエフェクターいらないと言えば安く引き取らせてもらっているわけです。(もしいらないエフェクターがありましたらご一報を。)
どうしてこんなことになったか、というのを詳しく書くと長くなりすぎますので割愛しますが、上東弘幸さん(AbouTers)、John Frusciante(ex.Red
Hot Chili Peppers),Omar Rodriguez-Lopez(Mars Volta)という3名のギタリストに強く影響を受けた、ということはまぎれもない事実であり、この3名と出会わなければ今頃アンプ直結ギタリスト・マッサが金銭的に苦労することもなく爆音を鳴らしていた事と思われます。
現在のメイン歪みエフェクターなのですが、(Fuzz Factoryというあまりにも有名な変態発振爆音奇天烈ファズを作り出した)奇才Zachary Vex氏が(実験室を破壊したりしながら工学部を卒業後、エフェクターでラジオを受信したり、テレビ壊したりしながら)作り上げたBox of Rockというものです。これは、古いMarshallアンプをシミュレートしたモデルで、ゲインはそこまで高くないのですが、圧倒的音の太さ、バカみたいなボリュームのでかさ、アンプさながらの反応性のよさ、そしてオーバードライブチャンネルとは別に設けられたブーストチャンネルを兼ね備えたモデルです。その使い勝手のよさと音圧に魅了され、現在のメイン歪みとなりました。ライブでは、これに様々なブースターやファズを掛け合わせることで歪みを作り出しています。
是非皆さんも終わりの無いエフェクターへの道、そして変態街道へ一歩踏み出してください。
(2010年12月発行のleqo1号に掲載)
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マッサ
cenloのGt.として活動。恐るべき行動力と愉快な発想力を備えた東広島のエフェクター小僧。思慮深い表情の裏に潜む変態紳士としての人格は意外と人に知られていない。
cenlo HP:http://blog.goo.ne.jp/cenlo
2011/02/19(土)
「残像メルトダウン」 @広島ナミキジャンクション
open 17:30/start 18:00 adv ¥1700/door ¥2000
シリカ(神戸)/AKARI in the TV(岡山)/k the musicgirl
THE ALONES /マッサ
leqo HP:http://leqo.jimdo.com/ ]]>